旧クリーン・ジャパン・センター
CJC調査研究報告書
2012年要旨
CJC-1201 | レアメタル需給逼迫とリサイクルに関する調査研究 報告書 (財団法人JKA補助事業) |
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レアメタルリサイクルについて、効果的・効率的なリサイクルシステムを実現するための調査研究を行った。レアメタルの価格推移と需給動向を調査した上で、コバルトやリチウム等のレアメタルを必要とするリチウムイオン電池が、今後ハイブリッド自動車・電気自動車などの次世代自動車で大量に使用されることから、リチウムイオン電池のリサイクル技術やリサイクルシステムを検討した。
CJC-1202 | レアメタル需給逼迫とリサイクルに関する調査研究 報告書 (財団法人JKA補助事業) |
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資源の多くを海外に依存している我が国にとって、リサイクルは資源を国内で調達できる有力な手段である。しかし、リサイクルを実施した結果、鉱物資源や化石資源などの天然資源の消費をどれだけ節約できたのかという本来のリサイクルの目的を直接示す指標は、評価方法が定まっていないなどの理由によりほとんど発表されておらず、リサイクル率などの公表に留まっている。この結果、更なるリサイクルの実施に向けてのインセンティブが働きにくい状況にある。
そこでライフサイクルアセスメント(LCA)手法に則り、政府、産業界等が公表している統計データやインベントリデータを使用してリサイクルによる天然資源消費の削減効果を算定し、その結果を分かりやすく整理して公表することにより関係者のモティベーションを高め、リサイクルの更なる促進を図ることを目的として本調査研究を実施した。
主な内容は以下のとおり。
- 品目毎の原材料調達、生産構造及び原材料・エネルギー消費量の調査
- LCA手法に則った天然資源消費削減効果の算定手法の調査研究
- 品目毎のリサイクルによる天然資源消費削減効果の算出、分かりやすい表現方法の研究
(対象品目案)
- アルミニウム
- 銅
- 鉄鋼
- 紙
- プラスチック
- ガラスびん(リユース、リサイクルを対象)
- セメント(他産業の副産物・廃棄物の利用を対象)
CJC-1203 | 平成24年度 3R先進事例発表会講演論文集 |
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11月29日、機械振興会館ホールにおいて『平成24年度 3R先進事例発表会』を開催しました。
本論文集は、講演内容(Power Point)を収録したものです。
講演テーマは下記の通りです。
【3R先進事例】
- 「防振ゴム金具の樹脂化による防振ゴムの軽量化」
株式会社ブリヂストン 化工品直需事業本部
防振ゴム技術開発部 部長 鈴木 康弘 - 「複合機の出荷に使用する循環型包装材」
株式会社リコー MFP事業本部 第二設計センター 第二設計室
設計三グループ スペシャリスト 阿部 剛 - 「軽量・仮埋戻し材 ecoボール」
東京ガス株式会社 基盤技術部 パイプライン技術センター 主任 安部 浩 - 「ボンベ型イオン交換機によるめっき水洗工程のクローズド化システム」
株式会社三進製作所 企画管理室 室長 中野 博文 - 「超難離解レベル機密書類の抹消・製紙原料へのリサイクルシステム」
株式会社大善 代表取締役 井出 丈史 - 廃棄物・副産物を有効活用した内装建材(けい酸カルシウム板)の開発」
ニチアス株式会社 建材事業本部 技術開発部
建材製品開発課 課長 瀧澤 弘平
【特別講演1】
「廃棄・リサイクルも含めた製品のライフサイクルを考慮した化学物質リスク評価と管理」
独立行政法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門
物質循環・排出解析グループ 研究グループ長 恒見 清孝
【特別講演2】
「3Rへの取組の進展と今後の展望」
経済産業省 産業技術環境局 リサイクル推進課長 渡邊 厚夫