cjc | 8月号-7

3R学習トピックスのタイトル


立川第六中学校で3R学習を実施
 当センターでは経済産業省から委託を受けて学校や地域における3R活動を支援するための3R教育支援事業を実施しています。その一環として平成15年度には3R教師研修会を開催しましたが、これに参加いただいた立川市立立川第六中学校において、このたび「総合的な学習の時間」を活用した3R学習(対象:2年生150名)が行われました。
 今回の3R学習は、①3R導入基礎講座(6月10日)、②3R専門講座(6月25日)、③3R体験事業所見学(7月8日)で構成され、3Rの基礎から実態までが体系的に理解できるようになっています。
 なお、今回の3R学習の実施に当たっては、講師として、また、事業所見学先として多くの方々、事業所の方々にご協力をいただきました。ここに記して感謝申し上げます。


【講師】網野真樹(三菱マテリアル)、矢野一也(神鋼リサーチ)、深見慎二(太平洋セメント)、市野修一、比留間寿彦(富士写真フイルム)、時田祐佐(元三菱電機)(順不同、敬称略)

【事業所見学】(株)アーレスティ熊谷工場、キリンビール(株)横浜工場、富士写真フイルム(株)足柄工場、(株)ハイパーサイクルシステムズ(順不同)
  講義風景

3R学習教材(パソコン)のご紹介
 前号に引き続き、3R学習教材(パソコン)をご紹介します。
 情報化社会の進展に伴い、家庭や職場にパソコンが急速に普及しています。本教材は、パソコン模型の分解・組立てを通じて3Rの必要性を理解していただき、学校及び地域における3R活動に役立てていただくことを目的として試作したもので、パソコンが、どのように回収されて、どの部品がどのような資源にリサイクルされるか、また、身近な製品であっても普段は目にしない、内部の部品やその機能・役割等などについても併せて学習することができるようになっています。
 小学生以上を対象としたものと中学生以上を対象としたものの2種類があります。


I. 小学生以上対象(開発製作協力:富士通株式会社)
   部品をアクリル樹脂ケースで保護し、積み木のように組み立てることができ、パズル構造で易しく学習することができます。児童でも容易に分解・組立てができるシンプルな模型教材です。
ディスプレイ パソコン本体

II. 中学生以上対象(開発製作協力:日本IBM株式会社)
   実際の部品とその構成素材について学習することができます。すべての部品(ネジなど)は道具を使用せずに、手回しで容易に分解・組立てできるモデルとなっています。
ディスプレイ パソコン本体





クリーン・ジャパン・ニュースレター [No.8] 7

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