廃棄物の発生抑制、再生利用の推進により資源の効率的な利用・循環を促進し、もって環境の保全、経済の振興、持続可能な社会を実現することを目的として活動しています。
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[表1. 各廃材からモノマーを効率良く得るための最適液相分解条件]
[図1. 廃紙フェノール銅張積層板の液相分解プロセスフロー]
[図2. 廃コンパクトディスクの液相分解プロセスフロー]
■副産物・再生品電子取引市場環境整備調査報告書
(経済産業省 委託事業)
H13年度に再生資材の流通拡大のためのインターネット利用の可能性を調査し、プラスチック再生材分野が有力との結論を得ました。これらは再生樹脂の段階では有価で取引されており、回収、再生のルートが確立されている場合は既に取引先関係も固定的なものが多い。しかし、今後新たな回収、再生ルートを拡大し、樹脂再生事業の活発化をはかるためには再生樹脂の需要家をタイミング良く探し出す仕組みが必要になります。
そこで、H14年度は樹脂再生事業者、再生材利用商品の製造、販売に携わっている事業者、再生樹脂の取引仲介に携わっている事業者等の参加を得てインターネットを使った需要先開拓に必要な情報の内容についての検討を行いました。
再生樹脂は建設資材(床材、排水管、面木、目地棒)、土木資材(マンホールカバー、雨水枡、埋設電線用保護管)、農業用資材(育苗箱&育苗トレイ、畔畔&止水シート)、園芸緑化資材(擬木、移植用ポット、プランタ)、物流資材(パレット、通いコンタテナー、結束バンド)等に使用されており、インターネットシステムで提供すべき情報として次のようなものが検討されました。
・ 事業者の紹介(樹脂再生事業者、再生樹脂利用事業者、再生樹脂取引仲介事業者)
・ 再生樹脂市場の取引(需給)情報の提供
(再生樹脂材料の取引情報、再生用樹脂買入情報、再生樹脂利用商品情報)
・ 業界情報の提供
これらの情報をインターネット上で交換するために、システムの基本設計を行いました。
[再生樹脂の取引支援情報の例]
クリーン・ジャパン・ニュースレター
No.6 2003.11
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