cjc | 1月号-4
 
clean japan news letter

行政・政策動向


廃棄物処理法施行令等の一部改正
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令及びポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法施行令の一部を改正する政令が9月30日に公布されました。
  法律に基づき都道府県知事が行う産業廃棄物の関係事務等は、これまで保健所を設置する市においては当該市の長が行うこととされていましたが、5月の法律改正によりこの仕組みが見直され、政令で定める産業廃棄物関係事務等の一部を、政令で定める市の長が行うこととされました。今回の政令改正の主たる内容は、これらの政令事項を定めたもので、具体的には、政令で定める市として、(1)政令指定都市、(2)中核市、(3)尼崎市、西宮市、呉市、大牟田市及び佐世保市が定められました。
  なお、施行日は基本的に平成18年4月1日とされています。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6384

建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律施行令の一部改正
 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律施行令の一部を改正する政令が11月16日に公布されました。
  今回の改正は、廃棄物処理法施行令等の一部改正(上記)を踏まえ、特定建設資材廃棄物の再資源化等に係る都道府県知事の権限に属する事務を行う市等の長について、保健所を設置する市又は特別区の長から、指定都市若しくは中核市又は尼崎市、西宮市、呉市、大牟田市若しくは佐世保市の長に改めるものです。なお、施行日は平成18年4月1日とされています。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6521

廃棄物処理法施行規則等の一部改正
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則等の一部を改正する省令が9月13日に公布され、10月1日より施行されました。
  今回の改正は、5月に行われた廃棄物処理法の一部改正に伴うもので、法律の欠格要件に該当した許可業者・施設設置者について義務付けられた届出に係る届出事項及び届出期日や産業廃棄物管理票(マニフェスト)の保存期間などを定めたものです。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6346

廃棄物海洋投入処分の許可等に関する省令等の制定
 廃棄物海洋投入処分の許可等に関する省令及び廃棄物海洋投入処分の許可の申請に関し必要な事項を定める件(告示)が9月22日に公布され、平成18年4月1日から施行・適用されることになりました。
  今回の省令等の制定は、昨年5月に改正された海洋汚染防止法に基づく廃棄物海洋投入処分の許可制度の運用に当たり必要な事項等を定めたものです。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6372

廃棄物処理法に基づく広域認定制度の対象品目追加(廃FRP船・廃消火器)
 環境省は9月7日、廃FRP船及び廃消火器について、メーカーによるリサイクルシステムの整備を進めるため、これら二品目を廃棄物処理法に基づく広域認定制度の対象品目として、9月8日付けで加えると発表しました。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6340

ダイオキシン類の簡易測定法の制定
 ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第2条第1項第4号の規定に基づき環境大臣が定める方法(平成17年9月環境省告示第92号)が9月14日に告示されました。この告示は、廃棄物焼却炉からの排出ガス、ばいじん及び燃え殻に含まれるダイオキシン類の測定の一部に用いることができる測定法として、従来の測定法よりも迅速で低廉な、いわゆる簡易測定法の具体的な方法を新たに定めたものです。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6349

資源有効利用促進法施行令等の一部改正(意見募集)
 9月13日から10月13日にかけ、「資源有効利用促進法施行令の一部改正」及び「資源有効利用促進法における指定省資源化製品及び指定再利用促進製品に係る判断基準省令の一部改正」について意見募集が行われました。
  改正案の内容は、産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会製品3Rシステム高度化WGの取りまとめ(「グリーン・プロダクト・チェーンの実現に向けて」)を受け、パソコンなどの製品に関し、鉛などの有害物質について、含有・含有箇所に係る表示を行うことなどを定めるようとするものです。
http://www.meti.go.jp/feedback/data/i50913ej.html

廃棄物処理法の改正案の概要
 12月15日に開催された中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会(懇談会)において、今後大量に発生するアスベスト廃棄物について、溶融による無害化を促進・誘導するため、国の認定による特例制度を創設することを内容とする廃棄物処理法の改正案の概要が示されました。
http://www.env.go.jp/council/03haiki/y030-kondan17.html




クリーン・ジャパン・ニュースレター[No.14]4

| back | top | next |
 


Copyright (C) 2006 CJC All Rights Reserved.