ペットボトルキャップを売った代金でワクチンを買って
海外のめぐまれない子供たちにワクチンを送る活動です。

この活動は全体のしくみをなっとくしたうえで行う必要があります。

<ワクチンひとつは、ペットボトルキャップが何個あればできるのですか?>

　約400個(1 kg)20円でポリオ(小児まひ)ワクチン 1人分が買えます。

しかし、実際にはこの何倍ものペットボトルキャップが必要です。

<わけ>

・約400個(1 kg)を送るのに400～500円かかる(通常、送る側で負担)
・ペットボトルキャップを集めている団体の活動費が必要(金額不明)
・ワクチンの代金を国際機関に届けている団体の活動費が必要(ワクチン代として寄付
　されたお金全体の約40%)

リサイクルして、もう一度ものをつくる原料や材料に生まれ変わったものを再生資源(さいせいしげん)とよびます。

この再生資源は日本の中だけでなく世界にも売られています。
その売られている価格は変動(へんどう)するため、ペットボトルのキャップを何個(何キロ)集めると良いのかが、少し変わってきます。

前回の回答は2015年で、その時は約400個で20円となり、1人分のワクチンの価値がありました。

しかし、2021年6月現在では860個で20円分の価値があり、1人分のワクチンが買えるようです。

たとえば、足利市役所の例をみてみましょう。
■　エコキャップ運動_足利市役所【外部リンク】

それでは、1つの例としてこの団体のページで調べてみましょう。
ここで調べてみましょう。
■　NPO法人世界の子どもにワクチンを日本法人【外部リンク】

調べる時には、メリットだけでなくデメリットも知りながら、色々な目線で考えて環境をどうやって良くしたらいいか考えてみてくださいね。

そこで、千葉県の館山市さんがエコキャップ運動を終了した例もご紹介します。
ここで調べてみましょう。
■　エコキャップ運動について(終了)_館山市【外部リンク】

ここで調べてみましょう。
ペットボトル

日本の中で、回収されたペットボトルのキャップを、リサイクルする企業に売ります。そのお金で、ワクチンなどを買って海外に届けるという仕組みのようです。

1.　代表的な資源ごみ(分別回収しているもの)

　　古紙、段ボール、紙パック、紙製容器包装(紙箱、紙袋)、ガラスびん、かん、
　　ペットボトル、プラスチック製容器包装(トレー、パック、ふくろなど)、衣類・布、
　　小型家電(回収ボックスで回収している市町村が多い)、
　　金属製品(もえないごみとして回収しているところも多い)

2.　一部の市町村で収集している資源ごみ

　　使えなくなった食用油(家ちくのえさ、せっけん、自動車のねんりょうにリサイクル)

分別回収された牛乳パックはリサイクルされて次の物に生まれ変わります。
　・トイレットペーパー
　・ティッシュペーパー

すなわち、牛乳パックをリサイクルした分だけ、木材(木材パルプ)から作るトイレットペーパーなどの量をへらすことができます。

言い換えると、トイレットペーパーなどの原材料である木材(木材パルプ)の使用量をへらすことができます。

◆環境省が平成21年8月7日に発表した「ペットボトルリユース実証実験結果の取りまと
　め」では、次のように報告されています。

　・リサクルと比較して回収率や回収・処理のための輸送距離が同じくらいならば
　　リサイクルの方が環境に良い。

◆したがって、「ペットボトルの再利用の良さ」を実現するにはリサイクルよりも
　回収率を高くしたり、輸送距離を短くしたりする必要があります。

　たとえば、
　
　1.　水筒の代わりに何度も利用する。
　2.　スーパーなどでミネラルウォーター販売機用のペットボトルを購入して何度も
　　　利用する。
　

リサイクルは多くの関係者の協力でなりたっています。

したがって、心がけることは

● わたしたち

　1.　資源ごみとしてごみ出しするものには、よごさないように気をつける。

　2.　きちんと分別する。

● 市町村

　1.　リサイクルの対象物をふやす。

　2.　効率的に収集し、リサイクルによくないものを取りのぞく。

　3.　市民が正しく分別できるよう工夫して伝える。

● リサイクル事業者(じぎょうしゃ)

　リサイクル技術を高め、良いリサイクル品を安く作る。

「リユースをやってみる」はいかがですか。

本当にできて、役に立つリユースって意外にすくないのですが、
たとえば、

　1. 使わなくなったおもちゃや衣類などは、必要な人にゆずる(リユース)。

　2. まだ使える衣類やハンカチはリフォームして再使用する(リユース)。

　3. 使えなくなった衣類や歯ブラシなどを活用して、そうじする(リユース)。


ゆきりんさんの発表には、次のページが役立つと思われます。

　 3Rをやってみよう > 日用品・衣類(もえるごみ・不燃ごみ)

　 ごみをへらし、いかすために3R >リユース

ごみが何に生まれ変わるのか、

1.　すばやくみるには

　 リサイクルできるごみ > ごみからリサイクルされたせい品たち


2.　ごみはどうやって生まれかわるのか、くわしく調べるには

　ごみはどうやって生まれかわるのかな(リユース、リサイクル)

ごみの量は、生ごみや古紙などを思い浮かべるとわかりますが、
「何こ」ではカウントしにくいので、重さではかっています。

◆1日に1人が出すごみの量(平成25年度)
　
　おうちからでるもの　678グラム
　店などからでるもの　280グラム

　　(ごうけい)　　　　(958グラム)

日本全体の一日の量は、日本の人口(1億2685万人=126,850,000人)をかけると計算できます。

◆1日に1人が出すごみの量(昔から現在まで)

　次をクリック!

　 家庭のごみを調べてみよう(種類、量) > ごみの量

公表されているデーターは次のとおりです。

　● シンガポールのリサイクル率　60%　(2014年。家庭のごみと産業のごみ全体)

　● 日本のリサイクル率　51%　(2012年。家庭のごみと産業のごみ全体)

今後、本ホームページにおいて、シンガポールのごみ事情を現地の日本人中学生からレポートいただく予定です。

リサイクルすることにより、ごみをもやしたり埋め立てたりするよりも

　1.「健康、くらし、かんきょう」
　2.「資源」

について良くなるからです。

次のページにわかりやすいイラストがあります。　クリック!

　 どうしてリサイクルしないといけないの?