|
cjc | 8月号-2
|
|
財団法人クリーン・ジャパン・センター平成22年度事業報告について
|
当センターは、昨年度廃棄物の処理及び再資源化を促進するため、関係業界、地域社会等と連携を図りながら、環境と経済が調和した循環型・低炭素化社会を構築していくことを目的として、廃棄物のリデュース:発生抑制、リユース:再使用、リサイクル:再資源化(3R)に関する調査研究事業、情報の収集提供事業、啓発・普及事業等の事業を実施しました。
|
|
1.調査研究事業 |
|
(1)リサイクルによる低炭素化社会形成の促進に関する調査研究(競輪補助事業)
(2)モータ、二次電池等に関するレアメタルの3Rの推進に関する調査(競輪補助事業)
(3)オフィスビルにおける廃棄物処理・リサイクルシステムに関する調査研究
((社)日本機械工業連合会 委託事業)
(4)使用済製品からの希土類磁石の分離・回収技術(脱磁技術)に関する調査研究
((財)機械システム振興協会 委託事業)
|
|
2.情報の収集提供事業 |
|
(1)環境リサイクル情報センターの運営
①環境リサイクル情報センターの公開(競輪補助事業)
②資源循環データベースの構築(競輪補助事業)
③リサイクルデータブックの作成(競輪補助事業)
④展示パネルの作成・展示(競輪補助事業)
⑤クリーン・ジャパン・ニュースレターの発行
⑥ホームページの運営
⑦メールマガジン(CJC-BW)
(2)3R先進事例発表会の開催(競輪補助事業)
|
|
3.啓発・普及事業 |
|
(1)資源循環技術・システム表彰:経済産業省産業技術環境局長賞3件ほか計17件が表彰されました。
(2)リサイクル技術開発本多賞:2名が表彰されました。
(3)環境学習に対する支援
(4)リデュース・リユース・リサイクル推進協議会事務局の運営
|
|
4.国際交流 |
|
(独)国際協力機構からの委託を受け、集団研修「廃棄物3R・再資源化」を2回実施しました。
研修参加者は延べ16カ国から20名が参加されました。
|
|
財団法人クリーン・ジャパン・センター平成23年度事業計画について
|
当センターは、今年度次のような3Rに関する調査研究、情報の収集提供、啓発・普及等の事業を実施します。
|
|
1.調査研究事業 |
|
企業、消費者、行政等が3Rに関する施策を立案し、実行するに際しての基礎的な情報を提供することを目的に、循環型社会における3Rに関する調査研究を次の2 テーマについて実施し、その成果を普及します。
(1)リサイクルによる資源消費削減に関する調査研究
(2)レアメタル需給逼迫とリサイクルに関する調査研究
|
|
2.情報の収集提供 |
|
3R・低炭素化の企画、実行に資する技術、社会システム、法制度、施策、先進事例等の最新の専門情報を収集し、広く関係者に提供するため、次の事業を実施します。
(1)環境リサイクル情報センター事業
- 資源循環データベースの構築
- 収集情報を集大成した3Rデータブックの作成・提供
- 情報提供誌「クリーン・ジャパン・ニュースレター」の発行
- 資料閲覧室の整備、一般公開
- クリーン・ジャパン・センターホームページの運営
(2)3R先進事例発表会を東京で10月に開催
|
|
3.啓発・普及事業 |
|
3Rに係る啓発・普及事業は内容の充実を図りつつ、次の事業を実施します。
(1)資源循環技術・システム表彰
(2)リサイクル技術開発本多賞
(3)環境学習に対する支援
(4)リデュース・リユース・リサイクル推進協議会事務局の運営
|
|
4.受託事業 |
|
3R に関する技術調査、社会システム等循環型社会の構築に向けた事業や、海外からの廃棄物3R・再資源化等に係る研修事業について、国、公的機関等の公募案件に適宜応募し、受託事業や補助事業として実施します。
|
|
役員・評議員が改選されました
|
3月31日で任期満了となった理事、監事及び評議員の改選が行われました。 任期は、平成23年4月1日から2年間で、会長、副会長等は次のとおりです。(敬称略)
会 長 | (留任) | 宗岡 正二 | 新日本製鐵(株)代表取締役社長 |
副会長 | (留任) | 内田 耕造 | スチール缶リサイクル協会 理事長 |
| (留任) | 佐藤 茂雄 | 大阪商工会議所会頭 |
理事長 | (留任) | 小島 襄 | (財)クリーン・ジャパン・センター |
監 事 | (留任) | 中村 利雄 | 日本商工会議所専務理事 |
| (留任) | 椋田 哲史 | (社)日本経済団体連合会常務理事 |
|
|
CJCオフィス移転のお知らせ
|
平成16年5月から7年間慣れ親しんだ赤坂から同じ区内の芝公園に事務所を移転し、平成23年5月23日より新事務所での業務を開始いたしました。
新事務所の入っている機械振興会館は、正面に東京タワーがあり、最寄駅として東京メトロ「神谷町駅」や都営地下鉄「御成門駅」「赤羽橋駅」が利用可能な場所にあります。
役職員一同、心も新たに業務に励む所存でありますので、今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
|
- ■東京メトロ日比谷線 神谷町駅1番出口から徒歩8分
- ■都営地下鉄三田線 御成門駅A1出口から徒歩8分
- ■都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅赤羽橋口出口から徒歩10分
- ■都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅A6出口から徒歩10分
- ■JR浜松町駅北口から徒歩15分
|
|
〒105-0011 東京都港区芝公園三丁目5番8号 機械振興会館B108
TEL.03-6430-9721 FAX.03-3434-3533
ホームページアドレス http://www.cjc.or.jp/(変更なし)
|
|
|
第16回リサイクル技術開発本多賞の募集について
|
平成23年度のリサイクル技術開発本多賞の募集を開始いたしました。
|
|
1.リサイクル技術開発本多賞の趣旨等 |
|
長年廃棄物リサイクルの分野に携わってこられた故本多淳裕先生(元大阪市立大学工学部教授、元(財)クリーン・ジャパン・センター参与)のご厚志とご提案により、リサイクル関連開発に従事する研究者・技術者等への研究奨励を目的として平成8年度に創設されたもので、今年度で16回目の募集となります。
|
|
2.募集 |
|
本賞は、リサイクル技術の開発に従事しリサイクル技術に関する優れた研究報文・技術報文(以下、報文)発表を行った国内の大学、高専、公的研究機関、民間企業の研究者・技術者(個人又はグループ)を対象として受賞対象報文を公募し、応募のあった報文について、当センター内に設置する選定委員会において、報文内容(技術面、環境面)及び研究・技術業績等により総合的に審査されて決定されます。
報文の公募期間は、平成23年7月11日~9月30日です。
|
|
3.表彰式 |
|
表彰式は、平成24年1月に大阪において行われる予定で、受賞者には表彰状及び副賞(50万円)が授与されます。
|
|
4.お問い合わせ先 |
|
詳細は下記にお問い合わせください。
財団法人 クリーン・ジャパン・センター
リサイクル技術開発本多賞事務局
〒105-0011
東京都港区芝公園三丁目5番8号 機械振興会館B108
電話:03-6430-9721 FAX:03-3434-3533
|
|
|
|
①報文名「環境適合製品の設計計画プロセスによる分解性設計」
東京造形大学デザイン学科サステナブルプロジェクト専攻 山際 康之
②報文名「架橋ポリエチレンリサイクル材適用OC絶縁電線の開発」
グループ申請代表 古河電気工業株式会社 環境・エネルギー研究所
環境技術開発部 徳田 繁
|
①報文名「ハイボリュームフライアッシュコンクリートの日本での実用化に向けて」
株式会社 エネルギア・エコ・マテリア 技術部 齊藤 直
②報文名「一貫製鐵所におけるゼロエミッション体制の確立・水処理スラッジリサイクル技術開発」
グループ申請代表 新日本製鐵株式会社 名古屋製鐵所
エネルギー・資源化推進部 資源化推進グループ 渡辺 秀美
|
①報文名「オゾンを用いた塩素含有プラスチックの分離」
広島大学 環境安全センター 西嶋 渉
②報文名「高勾配磁気分離機によるFCC廃触媒削減技術」
新日本石油株式会社 研究開発本部 中央技術研究所 迫田 尚夫
|
①報文名「溶媒抽出法を用いた使用済み無電解ニッケルめっき液からのニッケルリサイクルに関する研究」
グループ申請代表(独)産業技術総合研究所
環境管理技術研究部門 田中 幹也
②報文名「キノコ生産を核とした焼酎粕乾燥固形物の循環システムの構築」
グループ申請代表 鹿児島工業高等専門学校
都市環境デザイン工学科 山内 正仁
|
|
平成23年度「3R先進事例発表会」及び「資源循環技術・システム表彰式」開催のお知らせ
|
クリーン・ジャパン・センターでは、平成23年度「3R先進事例発表会」及び「資源循環技術・システム表彰式」を10月13日(木)、千代田区立内幸町ホール(東京)にて開催いたします。
プログラム詳細は後日、確定次第ご案内いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
|
Copyright (C) 2011 CJC All Rights Reserved. |
|
|