○製品に含まれる特定有害物質に関する社会システムのあり方の調査
産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会の企画ワーキンググループの報告書「循環型経済システムの高度化に向けて」(平成14年2月)の一項目として提言されているように、製品に含まれる有害物質の低減が新たな政策目標の一つとなりつつあります。また、欧州連合(EU)において「電機電子機器に含まれる特定有害化学物質の使用制限(RoHS:Restriction
of Hazardous Substances)指令」が制定されようとしています。このため、この指令の対象物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、臭素系難燃剤)に焦点をあて、それらの国内での使用、回収、リサイクル、使用低減等の状況について調査し、今後のあり方について、有識者から構成される委員会(委員長:小林幹男産業技術総合研究所総括研究員)の助言を得つつ、検討を行っています。