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cjc | 1月号-2
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リデュース・リユース・リサイクル(3R)の推進に対する国民の理解と協力を求めるため、経済産業省をはじめ関係8府省では、毎年10月を「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」と定め、様々な普及啓発活動を行っています。当センターにおいても、「資源循環技術・システム表彰」表彰式の実施など普及啓発活動に取り組みましたので報告します。
●平成16年度資源循環技術・システム表彰・表彰式(10月14日)
10月14日、発明会館において「資源循環技術・システム表彰」表彰式を行いました。
この表彰制度は、当センターが経済産業省の委託事業として実施しているもので、廃棄物の発生抑制、使用済み物品の再使用、再生資源の有効利用に資する優れた事業や取り組みを広く募集し表彰することにより、その奨励・普及を図ることを目的としています。 今年度は26件の応募があり、厳正な審査の結果、経済産業大臣賞1件、同省産業技術環境局長賞3件、当センター会長賞5件及び奨励賞4件の13件について表彰いたしました。受賞テーマ及び各受賞者は以下のとおりです。
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番号 |
受賞者 |
受賞テーマ |
賞区分 |
1 |
JFEスチール株式会社 |
高炉におけるプラスチック再資源化技術 |
大臣賞 |
2 |
株式会社エネルギア・エコ・マテリア |
石炭灰の建設資材への実用化利用に向けた取組み |
局長賞 |
3 |
塩化ビニル管・継手協会 |
使用済み塩化ビニル管・継手のリサイクルシステム |
局長賞 |
4 |
株式会社リコー |
使用済み複写機の再生事業 |
局長賞 |
5 |
株式会社奥村組 |
解体コンクリートを全量使用する現場再生コンクリートの開発 |
会長賞 |
6 |
サントリー株式会社ワイン&
スピリッツカンパニーブレンダー室 |
使用済みウィスキー樽の家具・建材への再利用 |
会長賞 |
7 |
清水建設株式会社 |
建設副産物データ管理システムの開発並びに一元管理回収システムの展開 |
会長賞 |
8 |
富士重工業株式会社群馬製作所 |
塗料カス微粉末化による自動車防振材等へのリサイクル |
会長賞 |
9 |
株式会社松下エコテクノロジーセンター |
家電リサイクル工場における先進的なマテリアルリサイクル |
会長賞 |
10 |
有限会社アムスエンジニアリング |
各種汚染土壌を固化・浄化・不溶化する固化剤及びシステムプラントの開発 |
奨励賞 |
11 |
カルソニックカンセイ株式会社 |
メタル触媒コンバータからの貴金属回収事業 |
奨励賞 |
12 |
株式会社神戸製鋼所 |
石炭灰の道路用資材としての有効利用 |
奨励賞 |
13 |
大和工商リース株式会社 |
リユース可能な仮設建物用基礎の開発 |
奨励賞 |
<凡例> |
大臣賞=経済産業大臣賞、局長賞=経済産業省産業技術環境局長賞
会長賞=財団法人クリーン・ジャパン・センター会長賞 |
●平成16年度資源循環技術研究発表会(10月14日)
10月14日、「資源循環技術・システム表彰」表彰式にあわせ、発明会館において資源循環に関する研究開発等について広く情報交流・意見交換する場として、資源循環技術研究発表会を開催しました。優れた研究開発事例の発表に加え、井内摂男経済産業省リサイクル推進課長の基調講演と浅野直人福岡大学教授の特別講演が行われ、最新の情報を収集する好機となったものと思います。 |
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●平成16年度リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進功労者等表彰式(10月20日)
リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会では、3Rの推進に率先して取組み、継続的な活動を通じて顕著な実績挙げている個人・グループ及び特に貢献の認められる事業所等を表彰することにより、3R事業の促進と意識の高揚を図ることを目的として、3R推進功労者等表彰を行っています。
今年度は、国務大臣・内閣府特命担当大臣・経済財政政策担当大臣賞1件、経済産業大臣賞3件、国土交通大臣賞2件、環境大臣賞1件、会長賞144件の計151件が選定され、10月20日、イイノホールにおいて表彰式が行われました。
また、表彰式に引き続き、ミレニアムプロジェクト成果講演会が開催されました。
各大臣賞の受賞者は次のとおりです、
<国務大臣・内閣府特命担当大臣・経済財政政策担当大臣賞>
○千歳消費者協会
<経済産業大臣賞>
○ソニーエナジー・デバイス株式会社栃木事業所
○株式会社富士田商事・五光物流株式会社・社団法人強化プラスチック協会
○株式会社神戸製鋼所技術部技術企画室・日本軽金属株式会社環境保全室
<国土交通大臣賞>
○セイホク環境テクノセンター
○特定非営利活動法人古材バンクの会
<環境大臣賞>
○広島市買い物袋持参デー実行委員会
●平成16年度3R推進セミナー
in 中部(10月15日)
当センター、中部経済産業局及び環境パートナーシップ・CLUBでは10月14日、(財)2005年 日本国際博覧会協会の協力を得て、循環型社会形成に向けたセミナーを今池ガスホールで開催しました。
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経済産業省と当センターは12月10日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)において約220人の参加者を得て、「エコタウンセミナー2004~エコタウン事業の新たな展開~」を開催いたしました。
エコタウン事業は、地方公共団体がそれぞれの地域の特性を活かして策定した環境と調和したまちづくり計画の中で他の地方公共団体の見本(モデル)となり得るものについて、「エコタウンプラン」として国が承認し、地方公共団体及び民間団体に対して総合的・多面的な支援を実施する制度で、平成9年度以来全国で23のエコタウンプランが承認されています。
本セミナーでは、細田衛士慶応義塾大学経済学部長による基調講演「地域循環ビジネスの課題と将来像」及び経済産業省担当官による国の支援制度の紹介「平成16年度エコタウン事業について」が行われた後、青森県八戸市、岩手県釜石市、千葉県、愛知県瀬戸市及び香川県善通寺市の1県4市から、その計画の概要、進捗状況や体験の報告が行われました。 |
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当センターでは、11月23日から26日までの4日間、日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催された資源循環型社会の創出を目指し最新の廃棄物処理技術を一堂に集めた展示会、ウェステック2004において、「循環経済ビジョン」と題するパネル展示を行ったほか、パンフレット配布など、循環型社会に向けた啓発活動を行いました。 |
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当センターでは、12月9日から11日までの3日間、東京国際展示場(東京ビックサイト)で開催された地球と私のためのエコスタイルフェア、エコプロダクツ2004において、エコタウンセミナー2004を開催したほか、ブース出展や3R体験学習イベントを開催しました。 |
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エコプロダクツ2004におけるブース出展 |
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