デポジット制度
レポーター: 高見幸子 さん (2014年執筆)
スウェーデンでは、アルミ缶とペットボトルとガラスびんのリサイクルされる割合が国際的にみて高いです。
◆ リサイクルされる割合(2013年)
アルミ缶 | 90% |
ペットボトル(小) 0.25リットル | 73% |
(大) 3リットル | 92% |
ガラスびん 330 ml | 98% |
500 ml | 85% |
リサイクルされる割合が高いのはデポジット制度のおかげです。
デポジット制度とは、飲み物を買うときにアルミ缶やペットボトルなどの「あずかり金」を私たちがお店にはらい、アルミ缶やペットボトルなどを返すとその「あずかり金」がもどるという仕組みです。
◆ あずかり金
アルミ缶 | 1クローナ(約15円) |
ペットボトル(小) | 1クローナ(約15円) |
(大) | 2クローナ(約30円) |
ガラスびん | 60オーレ(約9円) |
※金額は1クローナ(Kr)=15円で換算。なお、1オーレは1クローナの百分の1。
お金にかえてくれるので、もし道にアルミ缶やペットボトルが落ちていてもだれかが拾ってスーパーに持っていきます。
スーパーにあるデポジット制容器の回収機
デポジット制容器を投入しているところ(アルミ缶)